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電子カルテ・レセコン(レセプト コンピュータ)

電子カルテ導入事例の紹介[電子カルテ レセコン レセプト]

2006年7月・弊社より、三洋電子カルテ DP/X を導入して頂きました高見医院様が、『IT vision No.12』にて紹介されました。
第2回 内科・消化器科・小児科編 医療法人社団 高見医院[電子カルテ レセコン レセプト]
電子カルテから内視鏡画面が参照できる診療環境を実現
クリニックの電子カルテは,診療科目ごとに連携させ使用する機器,システムが異なる。それだけに,自院の診療スタイルに合った最適なシステムを構築することが重要である。本連載は,3回に分けて診療科目別にクリニックの電子カルテ導入事例を紹介する。第2回は,内科・消化器科・小児科として内視鏡画像の電子カルテへの転送を行っている高見医院の“電子カルテスタイル”を取り上げる。 医療法人社団 高見医院[電子カルテ レセコン レセプト]

電子カルテの選定とシステム構築[電子カルテ レセコン レセプト]
電子カルテ選定のポイント
画面レイアウトなど使いやすさを優先
 兵庫県丹波市にある高見医院は,内科・消化器科・小児科を標榜するクリニックとして,2006年6月に新築移転した。新クリニックのスタートとともに三洋電機(株)の電子カルテ「Medicom-DP/X」と医事コンピュータ「Medicom-MC/X」が稼働している。内視鏡と心電図検査は,自動的にデータが電子カルテ上に転送され,X線・超音波検査については,PACSを活用したフィルムレス運用を行っている。
高見啓央院長 高見啓央院長は,勤務医だった時に電子カルテの導入にもかかわり,自ら診療に使用してきたことで,その利便性を実感していた。「情報を一元的に管理できる電子カルテのメリットは大きい」との考えから,新しいクリニックへの導入も計画の早い段階で決定していたという。高見院長は,「新クリニックができる2年くらい前から電子カルテの常設展示場であるメディプラザを見学し,各社の製品を検討していた」と述べている。
 電子カルテ導入にあたり,高見院長はメディプラザを見学しながら,メーカーとの交渉を進めていった。システムを選定するにあたって,最も重視したのは,使いやすさであった。高見院長は,「画面レイアウトの配色がきれいで,紙カルテと同じ感覚で扱える」と「Medicom-DP/X」選定の理由を説明するまた,同社の医事コンピュータのシェアが高く, サポート体制もしっかりしていることも評価したそう。このほか,周辺システム・装置との連携にもこれまで数多くの実績があることも選定の理由になった。

システム構築のポイント
内視鏡データ転送装置を導入
 連携するシステム・装置については,「当初からPACSの導入を決めていた」と高見院長は述べている。高見院長は,消化器領域が専門であり,新クリニックでは内視鏡検査を行うことにしていた。そのため,内視鏡画像もモニタで参照できる環境を構築することを考えていたという。
 しかし,PACSで内視鏡画像を扱うことは可能であるが,高コストになる。そこで,高見医院では,PACSとは別に内視鏡データ転送装置を設置し,「Medicom-DP/X」に直接データを送信し,カルテと同じ 画面上で内視鏡画像を参照できるようにした。

システム構成と運用方法 内視鏡画像は電子カルテへ転送
システム・装置の構成
内視鏡画像は電子カルテへ転送
 高見医院では,LANの配線などに柔軟に対応できるように建物の内部が設計されている。2部屋ある診察室にはそれぞれ「Medicom-DP/X」が配置されている。 このうちの1室では,高見院長の母親である高見寿美医師が,小児科を中心に診療しており,クラークが電子カルテへの入力を行っている。もう1室では高見院長が自ら電子カルテへの入力を行うようにしている。また, 受付には医事コンピュータの「Medicom-MC/X」が1台設置されている。
 周辺システムと装置は「Medicom-DP/X」と「Medicom-MC/X」との連携を念頭に選定し,導入している。 X線検査装置1 台に富士フイルムメディカル(株)のCR画像読取装置「FCR XL-1」とコンソールが接続されている。「FCR XL-1」で作成された画像データを保存するPACSとして導入したのが,日本ポラデジタル(株)の「PACSPLUS 」である。「PACSPLUS」には,X線画像だけでなく,検査室にある超音波画像も保存している。画像を見る場合は,電子カルテ画面から高精細液晶モニタを採用した専用のビューワに画像を表示させる。
 また,オリンパスメディカルシステムズ(株)の内視鏡装置「EVISLUCERA」は,前述のとおり,直接 「Medicom-DP/X」に転送される。フクダエム・イー工業(株)の心電計についても, 電子カルテの画面上でデータを表示できるようにしている。
高見医院の電子カルテスタイル

電子カルテでの診療スタイル
検査オーダには専用の用紙を使用
 「Medicom-DP/X」を中心とした高見医院での診療の流れは次のようになる。
 まず,初診の患者さんが来院すると問診を行った後,「Medicom-MC/X」上で頭書登録を行う。そのデータが「Medicom-DP/X」に送られ,高見院長の診察が行われる。検査が必要な場合,「院内検査:オーダー用紙」に,患者IDと氏名,検査項目を記入する。この用紙を持って,看護師が各装置に患者IDを入力する。単純X線撮影の場合,CRに患者IDを入力すると,「Medicom-MC/X」からカナ氏名・生年月日などの患者情報が送信され,撮影後は患者IDで管理されたデータがPACSに送信される。また,内視鏡検査の場合,内視鏡装置で患者IDを入力すると,シャッターを切るたびに,その患者さんの画像データが「Medicom-DP/X」に自動的に取り込まれる。
 カルテはペーパーレスとなっているが,検査オーダについては紙を使用していることについて,高見院長は,「患者さんの取り違えなどのミスをなくし,確実に検査を実施できるようにするため」と述べている。また,採血や検尿などの検査結果も看護師が入力するようになっている。
 検査が終了すると,診察室の「Medicom-DP/X」や「PACSPLUS」にその結果が送信され,画面上で確認できる。こうして診療が終了すると,ただちにカルテデータから医事データが「Medicom-MC/X」に取り 込まれ,会計が行われる。
電子カルテでの診療スタイル

電子カルテ導入の効果と評価
電子カルテのメリット
スムーズな診療の流れを実現
 勤務医の時から電子カルテを使用してきた高見院長は,新クリニックの開設後,特に患者さんに満足してもらえる運用ができていると話す。
 「受付から,診察,検査,処置,そして会計に至るまでの診療の流れがスムーズです。勤務医の時は電子カルテの診療は時間がかかっていましたが,それに比べかなり短くなっています。会計処理もシステム上で行われるので,患者さんは,診療が終わればすぐに支払いをして帰ることができます」
 もちろん,高見院長自身にとっても,電子カルテ導入のメリットは大きい。消化器科では内視鏡の画像を見せて患者説明を行うが,モニタに検査画像を表示することで,わかりやすい説明を行うことができる。また,小児科では,体重ごとに処方量を計算する必要がある。このような場合でも,電子カルテであらかじめ,体重ごとの処方量を登録しておくことで, 効率的かつ安全な診療が行える。
 さらに,高見院長は,診療データが確実に医事コンピュータに反映されるため,診療報酬の請求漏れがなくなるといった,経営面でのメリットも挙げている。

まとめ
地域医療連携にも電子カルテを活用
 内視鏡検査の画像を直接電子カルテ上に取り込むなど,周辺システムや装置の特性を考慮し,運用している高見医院。高見院長は,将来展望として,近隣の病院や診療所とネットワークを結び,地域医療連携の場にも活用していきたいと考えている。同クリニックの周辺地域では高齢化が進んでいる。それだけにITを活用した地域医療連携ネットワークは,地域住民にとって大きな安心につながるはずである。

株式会社 インナービジョン発行 ITvision NO12 掲載

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